「結構です」の意味(1)

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「結構です」という言葉で、それは肯定なのか否定なのか、戸惑う人が多いようです。例えば目上の方に何かを確認して「結構です」と言われたときなどです。ここでは「結構です」という言葉の意味をご紹介します。


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(1)「結構です」の肯定と否定

「はい、結構です」、「大変結構です」、「結構ですねぇ」、「結構なお点前(おてまえ)で」、「結構なドレスですね」というような言葉をよく聞きます。

このとき、その言葉は肯定であったり賞賛・賛美の意味で使われます。

ところが同じ「結構です」でも、「もう結構です」、「いいえ、結構です」と言われると、それは否定の言葉になってしまします。

この肯定と否定の2つの使い方を切り分けるポイントは何でしょうか。

そもそも「結構」という言葉自体に否定の意味はありません。

「結構」の意味は「すぐれていて欠点がない」「それでよい。満足である」といったものです。

従って肯定的な使い方は本来の「結構」の意味をそのまま使用していると考えて差し支えないでしょう。

一方で否定的な使い方はどうでしょうか。

「もう結構です」という否定の使い方も、実は「私はもう十分満足しています」という満足の意を表しています。しかし、その満足の裏に「満足なのでそれは不要です」といった満足の裏返しとしての否定の意も持ち合わせています。

(1)「結構です」の肯定と否定
(2)「結構です」の使い方
(3)「結構ですか?」という言い方について



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