・「長寿のお祝い」をいただいた場合のお返し
パーティーなど宴席を開いた場合であれば、長寿の記念になる品を招待客に配るといいでしょう。
・「快気祝い」をいただいた場合のお返し
退院、あるいは床上げ後10日目頃に、お見舞いをいただいた人へお返しを贈ります。
いただいた額の3分の1相当でいいといわれています。赤飯を添えたりなどもします。
また、快気祝の宴を開き、心配してくれた人たちを招き、内祝の品を贈ることもあります。
表書きは「快気祝」「快気内祝」「本復快気祝」などです。
ただし、多額の治療費がかかった場合などは、品物を贈ったり宴席を開いたりする必要はないともされています。
・「香典」をいただいた場合のお返し
香典をいただいた場合のお返しは、宗旨によって違いがあることが多いです。
仏式であれば、49日(宗派によっては35日)の忌明けに香典返し(半返し)するものとされています。
神式であれば、50日祭に香典返しをするとされています。
一方、キリスト教式では、お返しは特に行わないのが一般的です。
ただし、例えば一家の大黒柱を失った場合や、香典を全額寄付した場合などは、お返しを贈らなくてもいいとされる場合もあります。