ここに挙げたような成長の節目のお祝いは、特別なお返しは不要で、礼状だけで十分とされています。
相手の家庭にも子供がいる場合は、同じようにお祝いを贈ることで、いわゆる「お互い様」と考えられているという意味合いもありますので、相手方の子供のお祝いの際に、忘れず贈るように注意が必要です。
ただ、贈答のしきたりには地域差もありますし、贈ってくれた相手との関係によっても変わってきますので、本当にお返ししなくていいか、親などの年配者に相談するのもいいでしょう。
お返しとしてではなく、内祝として赤飯などを贈る場合もあるようです。
お返しをしない場合でも、礼状を出すのは忘れないように気を付けましょう。
・「栄転祝い」「就任祝い」をいただいた場合のお返し
これも基本的にはお返しは不要とされています。
ただし、謝意は伝える必要があるのはいうまでもありませんので、新任地での生活が落ち着いた頃などに、近況報告を兼ねて礼状を出すといいでしょう。
・「定年祝い」「退官祝い」をいただいた場合のお返し
こちらもお返しは不要とされています。
生活が落ち着いた頃に、近況報告を兼ねた礼状を出すといいでしょう。