オフサイド廃止? オフサイドの撤廃や歴史について(2)

この世の掟.com

サッカーのルールでわかりにくいルールとして有名なオフサイド。更に判定も難しい上に、サッカーがロースコア競技である要因の一つともなっています。そんな中、オフサイドの廃止、撤廃が検討されているとのこと。ここではその話題について紹介します。


この世の掟.com

(2)オフサイドが撤廃されたらどうなる?

実は、オフサイド撤廃論は今に始まったことではないのですが、今回の件でインターネットを中心に、「オフサイドがなくなったらどうなるか?」というテーマで熱く語られているようです。

待ち伏せOKになるわけだから、ゴール前に長身選手を常時残して、ボールを奪ったら即ロングパス。縦パス1本。という大味な展開になるだろうとか、得点がたくさん入って面白くなるだろうとか、様々な意見があるようです。

しかし、過去、アメリカのプロリーグ(北米サッカーリーグ(1967-1974))で、完全撤廃というわけではありませんが、ゴールから35ヤード以内に限定してオフサイドを反則とするとし、得点が入りやすくなるようにしたことがあるそうですが、それがゲームをつまらなくし衰退の一因になったともいわれているそうです。

個人的には、オフサイドルールが撤廃されると、現在の戦術が大きく変化することは確実なので、どのような戦術が選択されどのようなゲーム展開になっていくのか、それを一度見てみたいという思いはあります。

このように盛り上がっているオフサイド撤廃の話題ですが、そもそもルールが変わるようなことがあるのでしょうか?

実は、オフサイドというルール一つ見ても、その歴史を紐解くと、これまでに変遷があるのです。

古くは現在のラグビーのように、前には決してパスを出してはいけないというルールだったのだといいます。

それが、ゴールラインとボールの間に3人いなければならないというルールに変わり、その後、現在の2人いなければならないというルールに変わったといわれています。

また、オフサイド以外のルールでいえば、バックパスのルールやゴールキックのルールなど、近年でもルール改正は珍しくなく、検証のための大会限定のルール改正のようなことも行われているのが現実です。

これらのことを考えると、決してオフサイドルールが廃止されることはないとはいいきれないので、今後の動きに注目していきたいものです。

(1)オフサイド廃止? ブラッター会長がオフサイド撤廃を検討という噂
(2)オフサイドが撤廃されたらどうなる?



 この世の掟.com[HOME]
  ビジネス.
  生活・一般常識.
  法律・法令.
  冠婚葬祭.
  迷信・言い伝え.
  言葉・敬語・漢字.
  スポーツ.

↑このページのトップへ


※お問い合わせはこちら
この世の掟.com
プライバシーポリシー

Copyright (C) 2024 この世の掟.com All Rights Reserved.