手紙の書き方 頭語と結語(2)

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手紙の冒頭に書く「拝啓」や「前略」を頭語といいます。一方、文末に書く「敬具」などは結語といいます。これらの頭語や結語には、組み合わせや使用するシチュエーションなどに一定のルールがあります。ここでは、手紙の頭語、結語の書き方、使い方を紹介します。


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(2)「かしこ」の使い方に注意

「かしこ」という結語は女性だけが用いる結語で、「うやうやしくかしこまる」という意味です。

「かしこ」を使うときは、「拝啓」や「謹啓」などの漢語調の頭語は使用せず、「一筆申し上げます」や「謹んで申し上げます」のような口語調の頭語を使用するか、あるいは頭語を省略して時候のあいさつから書き始めます。

また、どのような手紙・文書にも頭語を使用するほうがいいとは限りません。

弔問の手紙や死亡通知などでは、頭語を使わないのが慣例となっています。

また、年賀状や暑中見舞い、喪中礼状などのあいさつ状にも頭語を用いませんので注意しましょう。

もちろん、頭語を使用しなかった場合は、結語も不要ですので気を付けるようにしましょう。

(1)頭語と結語にはルール(決まり)がある
(2)「かしこ」の使い方に注意



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