手紙の書き方 時候のあいさつ(10月・11月・12月)(2)

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手紙の前文では「頭語」の後に「時候の挨拶」を書くのが一般的です。時候の挨拶の慣用句を覚えておくと非常に便利ですが、全て記憶しておくのは難しいものです。ここでは、10月、11月、12月によく使用される時候の挨拶(漢語調・口語調)を紹介します。


(2)10月、11月、12月の時候の挨拶

10月(神無月・かんなづき)の時候の挨拶の慣用句

<漢語調>

・秋晴の候、秋晴のみぎり

・菊花の候、菊花のみぎり

・秋冷の候、秋冷のみぎり

・錦秋の候、錦秋のみぎり

・涼寒の候、涼寒のみぎり

・清秋の候、清秋のみぎり

<口語調>

・各地から紅葉の便りが届くこの頃

・秋もしだいに深まってまいりました

・虫の音に深まりゆく秋の気配を感じる今日この頃

・冷気日増しに加わり

・灯火親しむ頃となりました

11月(霜月・しもつき)の時候の挨拶の慣用句

<漢語調>

・立冬の候、立冬のみぎり

・向寒の候、向寒のみぎり

・暮秋の候、暮秋のみぎり

・晩秋の候、晩秋のみぎり

・深秋の候、深秋のみぎり

・霜寒の候、霜寒のみぎり

<口語調>

・めっきり日も短くなり、寒さが身にしむこの頃

・霜枯れの季節

・小春日和の穏やかな毎日が続いておりますが

・吹きすさぶ風に落ち葉舞うこの頃

・冬の足音が聞こえる頃

12月(師走・しわす)の時候の挨拶の慣用句

<漢語調>

・師走の候、師走のみぎり

・初冬の候、初冬のみぎり

・仲冬の候、仲冬のみぎり

・寒冷の候、寒冷のみぎり

・厳冬の候、厳冬のみぎり

・歳晩の候、歳晩のみぎり

<口語調>

・年の瀬もいよいよ押し詰まってまいりました

・あわただしい年の瀬を迎えて

・歳末ご多忙の折

・木枯らしの吹く季節となりました

・今年も余日に少なくなってまいりました

(1)時候のあいさつを書くときの注意点
(2)10月、11月、12月の時候の挨拶



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