蛇の夢をみたらコレコレ、火事の夢をみたらナニナニ、というような夢占いや夢判断は古来よりあります。ここでは蛇の夢や火事の夢の夢判断についてご紹介します。
「蛇の夢」「火事の夢」の夢判断
「蛇の夢」の夢判断
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一般的に蛇は「大好き」という人より、「嫌い」という人の方が多いと思います。
しかし、伝説や言い伝えの中の蛇は、山の神、水の神、家の守り神、神の使い、などとして人々に崇められてきました。
また蛇は、お金の神、ともされていて、多くの言い伝えや俗信、迷信の中に蛇とお金を関係付けるものが登場しています。
「蛇の夢」もその内のひとつで、夢の中に蛇が登場したら、「お金が儲かる」「お金を拾う」「金運が上がる」と言われています。
似たような言い伝えに「蛇を飼うとお金持ちになる」「家の縁の下に蛇がいると、家からお金が出ない」「蛇革の財布を使うと金運が上がる」「蛇の交尾を見ると出世する」などというものもあります。
このように言われる理由としては、蛇の長い体と、脱皮を繰り返して成長していく生態が、永続や繁栄、ひいてはお金をイメージさせるからだ、と言われています。
ちなみに、精神分析の始祖フロイトは、夢分析においてのヘビを男根の象徴であるとしました。一方ユングは、男性の夢に登場するヘビは女性であるとしています。
「火事の夢」の夢判断
現実の火事は、大切な家や資産を焼き尽くしてしまう、とても恐ろしいものです。
しかし、夢判断では火はエネルギーや情熱を表すといわれており、「火事の夢をみるとお金が手に入る」「長生きできる」「幸運が訪れる」という言い伝えも聞きます。
その際、火の勢いは強ければ強いほど、良い兆候とされます。
これは、古来火は神聖なものとされ、良くないものを焼き払う、というようなことから、火事の夢を「良い夢」と位置づけたものと思われます。
他にも「一富士、二鷹、三茄子」という縁起の良い夢(初夢とすることも多い)をいった諺には、俗信として続きがあり、「四葬式、五火事」とも言われているそうです。
しかし、煙ばかりの火事の夢は、不安や心配事があるときの心の表れと捉える見方もあるようです。
また、「火事の夢を見ると寝小便をする」「大雨になる」というように、水と関連付ける言い伝えもあります。
こちらは、火を消す、というイメージから言い伝えられているものと考えられます。
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