不意に頼まれた部下の披露宴での乾杯の挨拶。きちんとツボを押さえた常識的な乾杯の音頭が取れますか?ここでは結婚式(披露宴)での乾杯のスピーチについてご紹介します。
結婚式(披露宴)の乾杯スピーチ
披露宴での乾杯の挨拶の流れとポイント
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披露宴の場合、司会者さんがきちんと進行してくれるので、基本的に流れは司会者さん任せで構いません。
まずは司会者さんから、お呼びがかかります。
「本日、記念すべき乾杯のご発声は、新郎の勤務先上司でございます、株式会社XXX社部長の合田様にお願いいたしたいと存じます。それでは合田様、ご準備をよろしくお願いいたします」という感じの呼び出しです。
必ず係員の方がいると思いますので、係員に従ってマイクの場所まで行きましょう。
披露宴での乾杯のポイントは、
1.元気良く、キビキビと
2.できれば1分以内で
というところです。
乾杯は、次に控えているメインのゲストスピーチの前段階なので、ごく手短に行う必要があります。
だからといって、いきなり「乾杯!」とやると、拍子抜けします。30秒程度でもちょっと短すぎの感があります。
理想は40秒から1分程度。1分を超えるとダラけた感じがしますので、挨拶を決めたら何度も時間を計って練習しましょう。
あと、ボソボソと小さな声で喋るのはやめましょう。新郎新婦の二人の記念すべき日の乾杯ですので、明るく、朗らかに、テンポ良く乾杯までがんばりましょう。
乾杯の挨拶の例
では、ほんの一例ですが披露宴での乾杯のスピーチ例をご紹介します。
まずは司会者さんから呼ばれて、マイクのところまで行ったところで、新郎新婦にお祝いの言葉をかけましょう。
「のび太くん、しずかさん、今日はおめでとう!」
元気良くお祝いを言った後、マイクを前に会場の方に向きなおします。
「ただいま、ご紹介に預かりました、株式会社XXXの・・・」などという挨拶は、乾杯の場合は必要ありません。
挨拶をするなら「ただいまご紹介にあずかりました、合田と申します」程度で良いでしょう。
では、もう一度最初から、まとめてご紹介します。
のび太くん、しずかさん、今日はおめでとう!
ご両家の皆様方にも、心よりお祝い申し上げます。
はなはだ僭越ではございますが、ご指名を頂戴しましたので
乾杯の音頭をとらせていただきます。
※ここで係員の方から自分のグラスをもらいます。
それでは、新郎新婦のお二人の末永いお幸せと
ご両家のますますのご繁栄とご多幸をお祈りいたしまして
ご唱和をお願いします。
乾杯!!(かんぱーい!!)
※ここでできればグラスを飲み干しましょう。無理なら一口でもOK。
ありがとうございました。
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