W杯(ワールドカップ)出場国のFIFAランクとFIFAランキングの算出方法

W杯出場国のFIFAランクとFIFAランキング算出方法

サッカーの各国代表の強さを示すFIFAランキング。ワールドカップ2010の出場国、オランダ、デンマーク、カメルーンなど日本の対戦国のランキングも気になるところです。ここでは、W杯出場国のFIFAランクや、その算出方法などについて紹介します。

FIFAランキングの算出方法

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FIFAランキングは、FIFAに加盟する各国の男子サッカーA代表のランキングで、FIFA(国際サッカー連盟)が毎月発表しています。

ちなみに正式名称は「FIFA/Coca-Cola World Ranking」といって、発表が始まったのは1993年からで、コカ・コーラ社との共同作業により算出しているそうです。


そんなFIFAランキングの算出方法ですが、お世辞にも簡単とはいえません。

FIFAの公式サイト以外でも、Wikipediaなどに詳しく計算式が解説されているので詳細はそちらに譲り、ここでは概要を説明したいと思います。


現行の算出方法は、過去四年間の国際Aマッチの成績をもとに算出されています。勝つと3点、引き分けは1点、負けは0点。PK戦で勝敗が決した場合は、勝ちが2点、負けが1点とされています。

一概に国際Aマッチといっても、親善試合もあればW杯の予選もあり、大陸選手権もあればW杯本大会もあります。ですので、試合の重要度によって重み付けがなされます。

また、対戦国同士の強さの差も無視できないので、それも換算されます。

更に、現代サッカーでは、大陸別の差が非常に大きくなってしまっているという問題もあるので、それを加味する計算式も加えられます。

これらの4つ、(1)試合の勝ち点、(2)試合の重要度、(3)対戦国間の強さ、(4)大陸連盟間の強さを規定の計算式で算出してポイントが導き出されるというわけです。


現行の算出方法は、2006年7月に改定されたものです。改定理由は、それまでの算出方法があまりにもわかりにくかったからということと、よりサッカーファンの主観にマッチしたランキングになるようにということです。

この改定によって、強豪国が多く集まり切磋琢磨するヨーロッパや南米やアフリカ勢のランクが上がり、アジア勢のランクが下がり、多くのサッカーファンの主観に近いランキングになったといわれています。

しかし、現行の算出法に問題が全くないわけでもないという意見もあるようです。


W杯出場国のFIFAランク

W杯出場国のFIFAランクとFIFAランキング算出方法[この世の掟.com]

2010年6月11日。FIFAワールドカップ2010南アフリカ大会が開幕します。初のアフリカ大陸での開催です。

全部で32チームの各国の代表が参加しますが、それぞれのFIFAランクも気になるところです。


ここでは、FIFAワールドカップ2010南アフリカ大会開催直前の、各国のFIFAランクを紹介いたします。


ちなみに日本は45位。

同じグループEのオランダは4位。カメルーンが19位。デンマークは36位です。(2010年5月26日発表分)


・グループA

  南アフリカ:83位  メキシコ:17位  ウルグアイ:16位  フランス:9位


・グループB

  アルゼンチン:7位  ナイジェリア:21位  韓国:47位  ギリシャ:13位


・グループC

  イングランド:8位  アメリカ合衆国:14位  アルジェリア:30位  スロベニア:25位


・グループD

  ドイツ:6位  オーストラリア:20位  セルビア:15位  ガーナ:32位


・グループE

  オランダ:4位  デンマーク:36位  日本:45位  カメルーン:19位


・グループF

  イタリア:5位  パラグアイ:31位  ニュージーランド:78位  スロバキア:34位


・グループG

  ブラジル:1位  北朝鮮:105位  コートジボアール:27位  ポルトガル:3位


・グループH

  スペイン:2位  スイス:24位  ホンジュラス:38位  チリ:18位


(2010年5月26日発表分)

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