手紙の書き方 時候のあいさつ(4月・5月・6月)(2)

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手紙の前文では「頭語」の後に「時候の挨拶」を書くのが一般的です。時候の挨拶の慣用句を覚えておくと非常に便利ですが、全て記憶しておくのは難しいものです。ここでは、4月、5月、6月によく使用される時候の挨拶(漢語調・口語調)を紹介します。


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(2)4月、5月、6月の時候の挨拶

4月(卯月・うづき)の時候の挨拶の慣用句

<漢語調>

・晩春の候、晩春のみぎり

・陽春の候、陽春のみぎり

・春暖の候、春暖のみぎり

・春和の候、春和のみぎり

・仲春の候、仲春のみぎり

・桜花の候、桜花のみぎり

<口語調>

・桜の花がほころび始めました

・春風が心地よい季節となりましたが

・春光うららかな季節となりました

・花の便りが聞かれるこの頃

・春眠あかつきを覚えずとか申しますが

・春らんまんの頃

5月(皐月・さつき)の時候の挨拶の慣用句

<漢語調>

・新緑の候、新緑のみぎり

・若葉の候、若葉のみぎり

・青葉の候、青葉のみぎり

・惜春の候、惜春のみぎり

・薫風の候、薫風のみぎり

・万緑の候、万緑のみぎり

<口語調>

・新緑の美しい季節となりましたが

・五月晴れの空に新緑が映える好季となり

・青葉若葉のさわやかな季節となりましたが

・日に透ける若葉の目にしみる頃

・風薫る季節

6月(水無月・みなづき)の時候の挨拶の慣用句

<漢語調>

・初夏の候、初夏のみぎり

・入梅の候、入梅のみぎり

・梅雨の候、梅雨のみぎり

・麦秋の候、麦秋のみぎり

・薄暑の候、薄暑のみぎり

・向暑の候、向暑のみぎり

<口語調>

・木々の緑も一段と深みを増し

・うっとうしい長雨が続きますが

・青空が恋しいこの頃ですが

・梅雨明けの待たれる毎日ですが

・若鮎のおどる季節が到来しました

・庭の紫陽花が雨に濡れて

(1)時候のあいさつを書くときの注意点
(2)4月、5月、6月の時候の挨拶



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