結婚祝いの次は出産祝い。入園祝いに入学祝い。卒業祝いをしたと思ったら就職祝い。定年祝いや退官祝い、長寿祝いなどなどの祝儀。
少ないにこしたことはないが避けては通れない不幸ごと。葬儀の弔問の際の香典や、病気や事故などのお見舞い。
日本には古くから伝わる贈答のしきたりが受け継がれており、現在でもこれらの祝儀、不祝儀の際には金品等を贈る慣わしがあります。
しかし、いざその機会が訪れると、のし(熨斗)や香典袋に書く表書きを、どう書いたらいいか戸惑ってしまうことがよくあります。
ここでは、様々な祝儀・不祝儀の表書きの例、また祝儀・不祝儀をいただいた際にお返しをするときの表書きの例を紹介いたします。
・結婚祝い
(表書き例)御祝・寿・祝御結婚
(贈る時期)品物を贈る場合は、遅くても挙式の1週間前までに。品物を結婚式・披露宴当日に持参するのはマナー違反とされています。現金は当日でもOK。
【※いただいた際、お返しをするときの表書き】内祝
・出産祝い
(表書き例)御祝・寿・御出産祝・祝御安産・御初衣・御誕生祝福
(贈る時期)母子退院後1ヶ月目頃までに。
【※いただいた際、お返しをするときの表書き】内祝