披露宴の場合、司会者さんがきちんと進行してくれるので、基本的に流れは司会者さん任せで構いません。
まずは司会者さんから、お呼びがかかります。
「本日、記念すべき乾杯のご発声は、新郎の勤務先上司でございます、株式会社XXX社部長の合田様にお願いいたしたいと存じます。それでは合田様、ご準備をよろしくお願いいたします」という感じの呼び出しです。
必ず係員の方がいると思いますので、係員に従ってマイクの場所まで行きましょう。
披露宴での乾杯のポイントは、
1.元気良く、キビキビと
2.できれば1分以内で
というところです。
乾杯は、次に控えているメインのゲストスピーチの前段階なので、ごく手短に行う必要があります。
だからといって、いきなり「乾杯!」とやると、拍子抜けします。30秒程度でもちょっと短すぎの感があります。
理想は40秒から1分程度。1分を超えるとダラけた感じがしますので、挨拶を決めたら何度も時間を計って練習しましょう。
あと、ボソボソと小さな声で喋るのはやめましょう。新郎新婦の二人の記念すべき日の乾杯ですので、明るく、朗らかに、テンポ良く乾杯までがんばりましょう。